日産のリコール問題
ここ最近世間を賑わしている日産の完成検査を有資格者しかできない作業を、資格を持たない補佐官が実施していたことが浮き彫りになった。我が家で買ったC27の新型セレナももれなく対象にランクインしてしまった。
対象になった車種は21車種
シルフィ、ノート、ジューク、キューブ、リーフ(新旧)、マーチ、GT-R、シーマ、フーガ、フェアレディZ、スカイライン、セレナ、ティアナ、エクストレイル、NV200バネット、ウィングロード、シビリアン、パラメディック(救急車)、アトラス、エルグランド、キャラバンでここ3年で出荷された台数121万台に及ぶ。GT-Rなんて高級車なのに全然別の舞台がつくってちゃんとテストして出して居る物と思っていたが、そうじゃないんだ・・・。
ディーラーに確認してみた
今日ディーラーに確認したところ、安全上には問題ございません。っていうもので、それが日産の見解ですか?会社としての回答なのか?あなたの個人としての回答なのか?ちょっと聞いちゃいましたね。まあ、ぶっちゃけそう言うしかないのでしょうけどね。不安を煽る様なトークスクリプトは御法度だと、きつく言われて居るのだろ思われる。され、この未テストの121万台いったん引き上げて検査のやり直しをやると言っても、それ1日数台やってもどのくらいの日数かかるんでしょうかね。場所は?結局有資格者がやらないと意味がないと思うので、店舗に引き上げてやっても全く意味をなさない気がしますね。
となってくると、工場に持って行ってやるしかなく、ディーラーから工場にピストンして、どんどんチェックするしかないですが、近くで生産している工場があればいいですが、なければ地方にある工場までさらに長距離ピストンしないといけないことになりますね。有資格者をテンポに1名派遣して、その人がじゃんじゃんテストするなら話は別ですが、どうするつもりなんでしょうねぇ。
諸々どうやって、121万台処理するのか?なんとも想像がつかないですよ。再検査待ちでそれまで使用をお控えくださいなのか?いやいや、全く問題ないから乗ってもらって大丈夫ですなのか?まあ、普通に考えたら後者ではあると思いますが、なんとも酷な話ですよね。まだ、日産としての見解が見えていないそうなので、現時点としては、サンプリングで検査するのか?全台検査するのか?まだ、決まってませんと言ってました。
年末に福井に行くまでには、どうにかしてほしいですけどね。取り急ぎリコールになってしまったので、矢沢さん知ってたんですか?やっちゃいな日産ってw やっちゃった結果、やっちゃったね日産になってますね。
結局の所
一度もユーザーが車検を受けたことのない新車についても、国交省は「既に販売・登録された自動車についての市場措置等の対応を、速やかに検討し報告すること」と指示した。日産は車体番号の特定を始め、今後ユーザーに通知する方法を公表するとの事だ。3年以内に出荷した車は初年度3年の車検までの期間がある為に、ここ3年で出荷された車だけを検査すればよいという話にまとまったみたいですね。ただ、これ、元々不備がある車を車検で指摘されて、それを修理する費用は実は最初から不備があって、ユーザは知らなかっただけという落ちもありうる気がするので、なんだか裏切られた感じに思えても仕方ないですね。動向を注意深く見届けて行きたいと思います。