プロパイロットを使うの巻!+裏技w

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プロパイロットのテストも兼ねて行ってきた!


実家に帰省する際、今回買った新型セレナのプロパイロットという奴を試せるチャンスだったので、レビューを書こうと思います。

プロパイロットとは!?

プロパイロットってご存じでしょうか?今日産がかなりCMを売っているので、知っている方も多いと思います。プロパイロットの定義は下記の通り、日産のWebで公開されています。今回私が買ったセレナのハイウェイスターには、このプロパイロットという奴が搭載されているのです。自動運転と言いたい所ですが、自動運転ではございません。あくまでも対象道路:高速道路走行時における、同一車線自動運転技術となっています。

プロパイロット搭載パッケージ

基本的には特別仕様車とオプションによる実装が可能となっており、セーフティパックBを実装すると、このプロパイロットが装備されます。その副産物としては、プロパイロットをつけない場合は、サイドブレーキがフットブレーキ式になるのですが、プロパイロットを装備すると、電気式サイドブレーキとなり、ワンプッシュでサイドブレーキを引いたり、ワンプッシュでサイドブレーキを解除したりという事が出来る様になります。金額的には、オートスライドドア両側とセットになっており、40万弱の追加費用になります。セレナを買った時、両側スライドドアが欲しかったので、見積当初はプロパイロットは試してはみたかったけど、どちらでも良いかなって感じでした。

実際のPackage内容は下記が含まれているので、まあ40万弱出しても安いのかなと思います。
高速道路 同一車線自動運転技術「プロパイロット」までもプラス。セーフティパックB[メーカーオプション]
●SRSカーテンエアバッグシステム&サイドエアバッグシステム〈前席〉
●踏み間違い衝突防止アシスト
●インテリジェントパーキングアシスト
●進入禁止標識検知
●インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)
●インテリジェントDA(ふらつき警報)
●フロント&バックソナー
●インテリジェント ルームミラー
●電動パーキングブレーキ
●オートブレーキホールド
●プロパイロット
●インテリジェント LI (車線逸脱防止支援システム)
●ヒーター付ドアミラー
●ステアリングスイッチ(アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、プロパイロット、オーディオ)

プロパイロットレビュー

まず、最初にプロパイロットを使った走行は、特性を理解して使うべきで有り、特性を理解せず使うと、事故を誘発する原因になる事を最初に言わざる終えません。しかしながら、特性を理解して使えば、非常に疲労感が低減して快適なツーリングをお約束出来るでしょう。

高速に乗ったらまずは、ハンドルについたスイッチの右側端のプロパイロットボタンを押す

次に、モニターが下記の様に支援モードに変更されてスタンバイ状態になる。その後、[SET-]を押すとプロパイロットが発動します。

画面が下記の様に変われば、プロパイロットで同一車線をキープした形で運転が出来てる状況です。画面は、前に先行して走っている車が居て且つ、最高速度が95キロに設定されており、先行の車との車間距離はレベル3の間を取って走行する様に設定されている状況です。この時点で、ハンドル・ブレーキ・アクセルは自動で制御されており、運転手は前を見てハンドルを握っているだけで、そのレーンを自動で走行してくれます。

動作を見て見よう

上記写真を見て解説していきます。設定速度は95キロで設定しており、車線とハンドル・ブレーキ・アクセルは自動制御中である事が分かる。動作的に前を走っている車を検知しており、車間レベル3で前の車との間隔が開いているが、前方を走っている車が設定速度である95キロ出ていない為、プロパイロットが自動制御して実測81キロで追尾している状態が見て取れる。これは、VOXYでは出来ない神業で有り、今回VOXYを買わなかった1つの要因です。

写真撮れてないけど、渋滞は?

写真は撮れてないけど、渋滞にはまった時は、前の車を追尾しつつ、前の車が停車したら停まり、前の車が3秒以上停車していると、[RES+]ボタンを押すとレジュームされて、プロパイロットが再開されます。若干ブレーキを踏まれるタイミングが私より遅い為、最初はドキドキ感が半端なかったですが、最後の方はなれてきました。

プロパイロットの苦手なパターン

プロパイロットも機械の為、苦手なパターンが存在します。下記の様に白線が2重になっているパターンについては、ハンドルの制御がやや不安定になります。おそらく、うちっかわの白線と外側の白線が交互に来るため、認識モデルの中では、車線幅が10cm程度狭くなったり広くなったという錯覚に陥って、それに追随するように制御される為、そのような動きになると想定されます。

パターン2
一車線で対面通行の道路で、中央分離帯が柔らかいポールで仕切られている道路ですが、こいつも苦手なパターンです。ポールを車線中央として認識が甘く、やたらとポールに近づいて行くので、ハンドルを動かないように固定すると、プロパイロットがハンドルが動かない理由から制御から外して来ますが、また1km程度走るとハンドル制御を開始して、それが延々と続くのです。

↓これが苦手なパターンです。真ん中によりたくないのに、どんどんよっていく感じがして嫌なんですよ。実際はおそらく接触する程よっていく事は無いとは思うのですけどね。前回もぶつかる訳ないと思って安気に構えて居たら、思いっきりノーブレーキでしたからねwww

苦手なパターン3
本線からIC等で、一般道に降りる箇所では、どちらに行って良いのか?迷ってハンドルをガタガタさせる時があります。本線の同一車線をキープしてくれれば良いのに、曲がっていくなんてあり得ないとは思いつつ、こういう箇所では、かなり不安定な動きになるので、走行中そこだけは注意するように心がけると良いですね。

プロパイロットの最高設定速度は?

一応Web上で100キロとなっているけど、とりあえず105キロくらいの設定は可能でした。もしかしたら114キロ位までは設定出来ちゃうのかも知れません。とりあえず、105キロの設定している事が多かったですね。105キロの設定にしても前の車に追いついてしまい、とりあえず追尾する感じになって80キロ台になる事が多かったので事足りました。

プロパイロット低燃費に貢献

人がアクセルを制御するより、遙かにコンピュータがアクセルを制御した方が細かい制御がされる為、燃費が格段に良くなります。現に東京から香川県にノン給油で走りきりました。下の画像がその時の様子を記したグラフになります。スロットル開度は5%で、速度80キロ、回転数1562rpmとなっています。緑のグラフは速度を示し、黄色グラフはタコメーター(エンジン回転数)を示し、青色がアクセル開度を示しています。アクセル開度を見ても、かなり細かく制御されている事が分かります。エンジンは、リーンバーン状態で燃やすのが、より低燃費状態と言えます。800キロ弱を50リットルのガソリンで走りきった感じです。燃費は15.6km/L(780km/50L)となりました。諸元では、カタログスペックで15.0km/Lなのでカタログスペックをうわまる燃費だったと言えます。カタログスペックの燃費にはエアコンの動作等は含まれていないとの事なので、エアコン(フロントもリヤも)ガンガンに効かせた状態で走行したので、かなり健闘した結果と言えます。ただ、町中は全く燃費が悪くて結構懐に大打撃ですが・・・。高速でプロパイロットを多様する事で、かなりの燃費が稼げる事は分かりました。

プロパイロットの裏技

ハンドルを離したまま走りたいですよねぇ!ハンドルはタッチセンサーが内蔵されており、ちょっと触れているとそれで握った事にしてくれるみたいなので、ブレーキはキモなので、片足緊急ブレーキ用に常にブレーキを踏む体制として、もう一本の足をシートの上であぐらをかけば、ハンドルを一番下に下げれば、足にヒットします。そのままハンドルを足でホールドすると、手は手放し運転可能です。これで、普通に数十キロ走ってきました。基本的に何かあった場合、ハンドルを操作しないと行けないので、いつでもハンドルを握れる体制である必要はありますが、とりあえず、楽は出来ました。あまりおすすめはしませんが、そういうやり方もあるとの事で。お気をつけて運転くださいませ。

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