IOT化のキモ!!

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まずは、IOT化して問題になってくることが1つあります。
生活は便利になりますが、それは今回書く記事の内容をクリアした後の話です。

IOT機器が増えると問題が増える

何をいってるの?
そうなのです。まず、IOT化を進めて行くにつれて大問題がします。
何が発生するか?解説をしようと思います。

IOT機器の基礎

IOT機器には、かならず必要な要素がいくつかあります。
生活を便利にしてくれるは1つあるとして、リモートで制御出来る事が大きいです。
もうお分かりですよね?

スマホにアプリを入れて、そのスマホから家の中や設定によっては家の外から
出来るようになることがあげられます。

すなわち、既存の何かをIOT機器を置き換えた場合、
ネットワークへの接続が1つ1つ増える事になるのです。
それがなにか?と思われるかも知れませんね。

ネットワーク接続が増えることに対して

ネットワークに接続する為には、方法が2つあります。
1つは、物理LANケーブルを使ってスイッチングハブに接続してネットワークに参加させるパ
IOT機器でも、大きい機材については、実際このパターンも存在します。

もう1つは、無線LANにてネットワークに参加させるパターンです。
小さい機器が多いIOTに対しては、この接続方法がほぼだと思います。
小さい機材の中にLANコネクターなどがつけれないので、小型の無線LANモジュールを
内藏させる場合がほとんどです。

IOT機器が1台や2台くらいなら、何ら問題はで無いでしょう。
ただ、1戸建てなどで、家の中にあるswitch類を全部IOT機器に置き換えるパターンを
想像してみてください。

家の中のswitch数えても、10や20くらいは存在すると思います。
それらを全て無線LANに接続すると、ある一定の数を超えたあたりで
ネットワークが切断されたり、ルーターがハングアップするようになるのです。
はい。これが、大問題の根源なのです。

何故発生するの?

深い話ですが、無線LANのアクセスポイントやルーターは、
接続して処理出来る数が大凡決まっているのです。

例えるならば、バスに乗れる人数は決まっており、それ以上乗っても
走らなくはないけど、ブレーキの問題、馬力の問題で坂道が登れなくなったり
そういう事が起こります。

無線LANでも同じ事が起こります。
想定以上の無線LAN機器がネットワークに参加すると、
1つ1つの機器と無線LAN機器が数秒おきに電波で何らかのアクションをとってきます。
通信内容の話は、ここで書いてもあまり意味がないので割愛しますが
1台や2台くらいなら、問題ないですが、それが40台・50台になってくると
さばききれず、通信自体が不安定になってきます。

無線LAN機器にも、安定して動作する接続数というのが存在します。
台数を設定する上で、メーカーは、設計段階で、このくらいの機器を接続して
使う様にそもそも設計をする為、それ以上の物が来ても接続自体はできるが
動作は保証しないという結果になります。

台数が想定以上だと、無線LAN機器のCPUであったり、
メモリーであったり、OSの作り込みであったりによって
不安定化してく傾向にあります。

そのためメーカーは、想定台数をあらかじめ公表している事がほとんどです。

この記載されている台数以内であれば、問題なく使える指標となる台数です。
筆者は、最大16台としてる無線LAN親機に40台くらい接続してしばらく使いましたが
最初は良いのですが、途中からハングアップ(勝手に動作不能)におちいり
その度に、電源を切って再投入をしないと行けない羽目になりました。

結局こんな事になってしまうのです!!

結局どうするか?

接続する台数を目安に購入すると良いと思います。
筆者の家では、結局IOTの台数が40台を越えているので、下記の動画の様にIOT用のe-meshの無線LAN親機と
ASUSの無線LANの親機で用途を別ける事で安定した通信を可能になっています。

今までは、ASUSの無線LAN1台+AI-mesh1台で全部の無線LAN機器を取り扱っていましたが
速い通信をする機材に足を引っ張られて、IOTが不安定になる事も多々あり
安定しなかったので、完全に用途を別けたら安定しました。

接続は、ASUSの無線LAN親機までは、2.5Gbps出接続しASUSの無線LAN親機の1Gbps有線ポートから
ELECOMもWANポートに接続されて、IOT機器に通信を提供しています。
IOT機器は、右の無線LAN親機から37台へ通信が常時流れています

IOT機器は、通信速度より安定度を基準にした方が良いです。
通信速度は、さほど必要ありませんので、どれだけ安定して運用できるか?
そこにつきると思います。

そもそも、ここにうつっているASUSが安定して通信が出来れば、それで良かっただけなのですが
よくフリーズして大変でした。ただ、これ置いている部屋が悪く、熱暴走していただけかも知れません。
その部屋から、無線LAN親機だけ外にだしたので、それで温度問題は解決したように思います。

ただ、IOTを別にした方が、再起動した際の影響とかが少なくておすすめです。
また、気をつけていただきたいのは、こうやって無線LANの親機を2台並べるのは
得策ではありません。

どうしても電波干渉を引き起こすので、通信速度だったり品質がを招きます。
筆者は、どのようにしているか?というと、無線LANの電波には、チャンネルという
概念があります。上の方のチャンネルと、下の方のチャンネルで出来るだけかぶらないように
別のチャンネルを指定して運用している訳です。

無線LAN親機には、だいたいチャンネルを自動設定するに最初はなっていると思います。
それは、田舎とかで隣の無線LANの電波が一切ないような場所で使う場合は
それで問題ないのですが、マンションなどで、隣左右上下などありとあらゆる方向の
電波をひらっているような場合、自動設定はおすすめ出来ません。

筆者の家でも、隣近所のありとあらゆるWIFIが受信出来ます。
筆者の家からかなりの数の電波が飛んでいるのは間違いないのですが。

Androidのアプリで無線LANのアナライザーとかありますので、
それを参考にして固定しちゃった方が遙かにスループットはでると思います。

最後に

IOTの無線LANデバイスは、ほとんどが過去の古い技術が使われています。
よって、かなり癖があったり、それにより繋がらない等のもよく発生します。
下記の機材がその1つでした。少し古めの企画だったのですが、
mesh機能が特殊で、それをIOT機器が理解出来なかった模様で
記事を読んで見てください。

そのため、のもの使えば大丈夫だは、半分あってて、半分間違っています。
新らしすぎて、無線LANのプロトコルに新しい技術のパケットやヘッダーなどが
のっているとそれを理解出来ず、接続出来ない場合があります。

なので、高い最新のものより、少し枯れた無線LAN親機を買う方が安定したりします。
この辺りがIOTをきれいに安定的に運用するコツだと言う事が、今回の家中IOT計画では
実証出来たことになります。参考になさってください。

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