自宅で使っているwifiルーターって、どれもだいたいが不安定で何らかのトラブルを抱えていて
今も、このルーターは安定して良かったなーなんてルーターは今の所ヒットしてない状況である。
とはいえ、買わないと老朽化によりさらに不安定になるを繰り返している為
結局数年に1度購入しているのが、どれもこれも・・・。
まずは、筆者の自宅の環境紹介から
ここが重要なのですが、wifiルーターって接続するclientが多い程不安定になる傾向にある。
これは間違いないので、実際筆者の家には何台のクライアントが存在するか?
ざっと見る所、39台接続されていることになっている。
IOTを駆使しているからで、家の中にあるスイッチ類は全てwifiに接続されており
さらに、自動水やり機であったり、気象観測ユニットであったり
無線機だったりがかなりの数がwifi配下に接続される事になっている。
これらに耐えるwifiルーターって?
現状使っているwifiルーターは、ASUS RT-AX86U + RX-AX55 でメッシュwifiを組んでいる。
ぶっちゃけこの構成が余計に不安定さを作り出しているのかも知れない。
これら2機種の最大推奨接続台数は以下の表の通りになります。
機種名 | 最大推奨接続台数 |
RT-AX86U | 88台 |
RX-AX55 | 50台 |
これだけ見ると、余裕じゃない?と思われるかも知れませんが
実に、1日1回最低でも電源のON・OFFをしないと5GHzが接続出来なくなったり
2.4GHzが接続出来なくなったり日々いろんな事が発生する。
主に、親機であるRT-AX86Uが回線が5Gbpsの回線が接続されており
さらに、電界強度を高める為、ラックの上の棚に置いていることから
部屋の温度が常時30度弱あることで、熱暴走を起こして不安定な状況が発生している様な気がする。
よって、この親機の置く場所をどうにかすれば、もしかしたら解決する可能性もあるが
その辺りについては、徐々にやって行こうと思っている。
不安定なwifiルーターには必ずある設定パラメーター
安定度を売りにしているルーターには、あまりない機能だと思っているが
不安定だからこそ、必須といえる設定パラメーターが存在する。
それは、自動再起動設定の有無である。
これがあるルーターは、何らかの影響で不安定になる可能性があり
それを自動化する為に設定が設けられている事が多い。
筆者が導入している、RT-AX86Uにも漏れなくついている機能だ。
下記の様な設定がそれにあたる。
ぶっちゃけ、安定しているルーターなどはこんなのが必要ないので
ついていない事も多い。使わないに越した事がないが、毎日電源ON・OFFをするのが
めんどくさい等の理由から自動化する設定がついている場合は要注意だと思われる。
今まで使った事があるwifiルーター
- バッファロー
- TP-Link
- ASUS
- IO-DATA
- Linksys
その中でも、これはよかったと思えるwifiルーターがあったかと言われると
うーんって感じになっている。環境的要因が大きい気はする。
今考えている構成とは?
とりあえず、家の中のスイッチ類がwifiが不安定になると、勝手に電器をつけたり
消したりとポルターガイストみたいな状況になってしまうので、
現在のwifiルーターから切り離して、スイッチ用のwifiを構成してみようと考えている。
メインのwifiが不安定になっても、影響を最小限に抑える事が出来る可能性が高い。
あと、メインのwifiルーターみたくブロードバンドデータを送受信する必要がない為
負荷をかなり抑える事が出来る可能性がある。
上記2機種で家の中に別のメッシュwifiを構築すれば安定する可能性が高い。
エレコムは、最大50台までサポートされており、IODATAは40台までのclientを
サポートしていると言ってる。IOT機材だけでいうと、20~25台程度だと思われるので
そちらの機材を買っても概ね問題ない程度だと思われる。
ただ、心配なのが安定するか否かという部分だけである。
エレコムは、親機・子機で対応し、IODATAは、親機1台・子機2台の構成になる。
3カ所からメッシュwifiを作る方が、まるっと良い気はする物の
実にメッシュwifiは、それぞれにローミングデータをやりとりしている為
それなりに安定もしにくい気がするのも事実ではある。
速度面については、エレコムの方が速いけど、今回の用途は、速度より安定度にある。
なかり悩ましい所ではある。
2023/01/11追記
結局IODATAのWN-DX1300GNEX2を選択致しました。
2つだと、子機がトラブルで切り離された場合、親機1台になってしまうので
3台だと親機が死んだ場合駄目ですが、子機1台がトラブルを発生させた場合
1台切り離されるだけで、2台でサービスを継続出来る為、2台より3台を選択致しました。
また、費用についても、エレコム 2台セット 8000円 IODATA 3台セット 7400円になり
IODATAのほうが手頃だと、そういう観点からIODATAに致しました。
2023/01/13追記
>結局IODATAのWN-DX1300GNEX2を選択致しました。
このように書きましたが、昨日到着してある程度設定をしてIOTを接続したのですが
結果からすると接続出来ません・・・。
別の記事を書いた方が良いかもしれませんが、
原因について現在調査しています。
おそらくは、そうじゃないか?というのは推測出来てますが
裏をとって記事にしようと思います。
中継機じゃ駄目な理由
メッシュwifi と中継機を使ったエリア拡大と2つの手法があります。
今回現在もそうですが、メッシュwifiを構成しています。
一般的な中継機とメッシュwifiの違いを先に書いておこうと思います。
エクステンダーなどの中継機の場合
親機とサテライト間は、それぞれ無線LANで電波をもらっている元を指定して
それぞれがそれぞれに繋がっている。
下記例だと、親機とサテライト1は繋がっており、親機とサテライト2が実質電波が届くなら
親機に接続して電波の範囲を拡大出来る。
また、サテライト2が親機と届かない場合でも、
サテライト1に接続してサテライト2からサービスを提供する事が出来る。
致命的な問題点としては、それぞれ回線をもらっているSSIDとは別のSSIDを設定しないと行けない事である。
どうしても、どこからどこに回線をもらっているを明示的に設定しないと行けない理由からそうなっている。
スマホなど、一番電波のよいサテライトや親機のSSIDに自分で接続し直す必要があります。
ただ、完全に親機の電波が届かない場合などは、サテライト1の電波を自動接続に設定していると
自動的に切り替わりますが、少しでも電波を受信していると、自動切り替えは行ってくれません。
メッシュWIFIの場合
親機にサテライトとして登録し、それぞれの子機間でSSIDを共有して
全体で同一SSIDで接続する事が出来る。
端末としては、親機に設定しているSSIDを設定すれば
後はメッシュwifi網の中で、端末が繋がっている電波の状況などを
サテライト・親機間で共有して、一番状況の良いサテライトから送受信を行う点が
エクステンダーなどの中継機の場合と違う点です。
親機・サテライト間の通信においても、親機とサテライト1を経由して、サテライト2に接続している場合と
親機・サテライト1と親機からサテライト2に直通のパターンとがある。
また、親機・サテライト2からサテライト1へ接続されているパターンもある。
接続がシームレスに行われる点が、エクステンダーなどの中継機の場合と違いである。
メッシュwifiの場合、端末とのやりとりは全て接続している機械が実施する為
エクステンダーなどの中継機みたく、全ては一度親機まで行って親機が全て処理をして
また子機に戻すといった通信の遅延もないとされている。
ただ、メッシュwifiも全てのクライアント情報を各機械で全て共有しないと実現出来ない為
その通信が常時行われている事から、内部処理としては複雑な感じになっている事が想定される。
また、メッシュwifiを効率よく運用する方法としては、親機とサテライトである子機間を無線じゃなく
有線で接続する方法が一番理想とされています。
そんな訳で、メッシュwifiを使った構成にしてあるわけですが、
それでも不安定になるんですよね。今回は、その不安定になった場合でも
生活家電の制御は別だてにして、安定度を増すという方向に倒したいと
そんな事を考えています。
どちらの機種を買うか、今の所は決めて無いですが、
対応が終わったら記事にしようと思います。