花粉観測プロジェクト2018
ということで、今年も花粉の季節がやってきますねぇ。去年に引き継き、参加表明したら当選しましたので、ポールンロボを設置しました。
これなんぞや?
これですが、かずは、口の部分から人の成人が行う呼吸の量と同等の空気を内部に内蔵したファンで吸い上げて、下記の図の通りレーザーを照射して花粉かどうかを判別して、自動カウントする花粉観測用ロボット観測機である。カウント数をウェザーニュースのサーバに自動送信されており、ウェザーニュースの方でリアルタイムで情報を公開している仕組みである。ちゃんと花粉かどうか?どうやって見分けているか?それは、埃・塵なんかは、レーザーに当たった場合、トゲトゲであり、それらはカウントされない仕組み。花粉は丸くつるつるの表面なので、そこまで見分けて判断しているということらしいです。
花粉とホコリでは粒子の表面のカタチや大きさが異なる(花粉はツルツル、ホコリはザラザラ)ため、この違いを『ポールンロボ』の花粉センサーが見分けて、花粉と判定したものをカウントします。
ちなみに、観測した花粉や埃・塵などは、ポールンロボの下にある排気穴から排気されます。中にためる事はないようです。
従来のダーラム法では、1日についた花粉を顕微鏡で数えて、数値を公表していることから、最低でも24時間後のデータしかとれませんでした。そこで、ポールンロボが上記仕組で自動観測しているため、リアルタイムにほぼ近しい値が把握できるようになりました。
このポールンロボの特徴は、目にLEDが入っており、その時点で飛んできている飛散量について、積算量をLEDの色で把握できるようになってます。
白:0~29個 青:30~99個 黄色:100~199 赤色:200~299 ピンク:300以上
基本的に設置している場所は、見えない場所が多いと思いますが、もし設置しているのを見かけると、そこで、花粉の飛散量を把握できそうですね。今年から返却してまた来年応募して当たった時の事を考えて、エアコンの配管カバーのステンバンドを巻いて、フックを取り付けて、そこにすぐにかけれるように取り付けました。取り外しも上の結束バンドを切るとすぐ取り外せますので、非常に便利ですね。電源自体は、2Fの引き込み穴から通して、室内から電源供給しています。ネットワーク自体は、このモデルは無線LANのモデルになりますので、無線LANの設定だけして通信させてます。
2月17日はそこそこ飛散が確認できました。自分は、花粉症予備軍なので、それほどまだ反応はないですが、敏感な方はこの位の花粉量でもかなりくしゃみなどが出るのかな?と思いました。
小平市なんて、18日は250個オーバーですねぇ。これは、かなりの量の観測結果ですねぇ。