• 木. 11月 21st, 2024

~下町物語~

入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、おもしろおかしく書く綴るブログである。

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以前からくすぶっておりましたADB-S受信環境の構築ですが、
ちょっと本気で作っていこうと思います。目標は年内にサービスインを目指します。

そもそもADS-Bって何?

https://www.flightradar24.com/

ここからですね。飛行機において現在航行中の高度や飛行位置情報・機体ID等を基地局に送信し
位置情報を共有しているシステムとなっている。アマチュア無線のAPRSみたいな奴です。

ADS-B全体図

https://www.ne.jp/asahi/nature/kuro/RDBX/RD_ADS.htm からおかりしました。

飛行機から送信しているビーコン電波を受信し、飛行機の情報を地図上にマッピングして表示するflightradar24があります。
無償で受信アンテナとユニットを配って、不感地帯に設置してもらって
それらのデータとボランティアで個人設備で受信したデータも上記サイトにインプットして情報源として利用している。
これも、ランキンがあるらしく広範囲に受信したら上位ランキングにあがってくるみたい。
いずれにしろ、趣味の範囲としてこちらの受信環境を構築しサービスインを目的とする。

まずは、受信環境概要から

上記が想定される最適な構成図です。
周波数としては、アマチュア無線の1200MHzとほぼほぼ同じ考え方でOKだと思います。
ADS-Bの周波数は1090MHzです。よって、アンテナを外部に取り付けて部屋まで引いてくるのは
出来るだけ太いケーブルじゃないと、損失によって減衰が激しいと思うので
IC-905のように直下にラズパイを設置して、途中フィルターとプリアンプを駆動させた後に
最短距離で受信機であるSDRトングルにインプットします。
プリアンプの動作電源は5VはSDR受信機のアンテナ端子から出力が可能な為、
PoEからのワンライン(思想はIC-905)で全て完結します。

雷対策を施すには、いったんLANを光ファイバーに置換し、ファーバーにて接続すれば
雷対策にはなるかも知れないですが、そもそも、今回のアンテナを取付用としている鉄管には
MLAが取り付けているので、その同軸が部屋に入ってきている以上、その対策を行っても
きついと思うので、今回はPoEによる電源供給と致します。

プリアンプについて

また、当初はプリアンプは取付しない可能性が高いです。
理由については、プリアンプの恩恵が最初から取り付けてしまうと分からないからです。
いちおう1090MHz以外の電波を遮断した上で、1090MHzだけを38dbブーストをかけるようなので
極小な信号を復調出来るかも知れませんといった感じです。ただ、ノイズレベルも増えるからどうかな?と
取り付けるは後日で、結果つけた意味があまり無かったとなるかも知れません。
都市圏内だと、都市ノイズも多いことから増幅されたノイズに元の受信部がかき消されてしまう
可能性がある為です。

実際にテスト環境構築

raspberryPiは、今3Bが使っていないものが1台フリーで開いているので、そちらを使ってテスト環境を構築していく事にする。
資材は、順次そろえて行くが、ラズパイとSDR受信機・アンテナ(専用ではないが、ディスコーンアンテナで代用)
ディスコーンアンテナは、1300Mhzまで対応しているので、利得がないので本当に強い電波しか拾えない可能性が高いが
テスト環境にはちょうどいいと思われる。上記が手持ちの資材で組める最低減のテスト環境となる。
SDR受信トングルも、本番で使う物とは別物でいったん簡易的なトングルを使う予定です。

ただ、ちょっと気になる点としては、ロケーション問題です。
都内の全くロケーションが良く無い場所に設置予定ですので、最終的にどこか山を買って
Starlink経由のVPNトンネルを作成した上で、SSHで制御みたいな感じにすると
かなり広範囲の情報を受信できるんじゃないかと思いますが
なかなか、そこまでは行けないと思うので、まずは、ざっくりと受信環境を構築します。
シェル化、アンシブル化して、サクッと次回本番作る際に構築出来る環境を整えようと思います。

続きは資材そろってから!

構築編は、次に続きます。SDカードが届き次第OSを入れてテスト環境を作る際、詳しく記載しようと思います。
第2回に続きます。いつになるか分かりませんが、試行錯誤しながら環境を作っていきます。
ご期待くださいませ。

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