今サーバについているRaidカードには、256MBのキャッシュメモリがついてます。これは、書き込みに間に合わなかった場合、一旦キャッシュメモリに書き込んで、書き込み完了を待つ時間を短縮する仕様です。
メモリなので、書き込むデータがキャッシュメモリ上にあって急な電源断などがあると、書き込む予定のデータが欠損してしまいます。それを防ぐ為、バッテリーバックアップユニットというのがついています。
急な電源断でもキャッシュを保持して、次回起動したときに書き戻します。ただ、このバッテリーが劣化してくるので、そのタイミングでキャッシュが自動的にオフになって、レスポンスが出なくなるのです。
かなり古い装置なので、バッテリーが手に入らないもしくは入りづらい状況です。新品だと5万円オーバー・・・。買え( ´゚д゚)(゚д゚` )ネーっす。という事で、1500円くらいで交換可能なバッテリーバックアップユニットに改造しました。
搭載したバッテリーは、単4電池型のニッケル水素電池です。950mAで1200回充電可能な高性能バッテリーを取り付けてます。
端子に事前に半田をつけておきます。
そこにさっくり配線を接続します。
マジックテープを用意しましょう。
側面にはりつけます。
マジックテープを貼り合わせます。
そのままケースに貼り合わせます。これで完了です。
単純に1日1回の充電でも、1200回なので単純計算しても3年以上交換がいらない計算になりますね。もともと搭載されてるバッテリーは650mAで、今回搭載したバッテリーは950mAx4なのでかなり容量的には大きいですね。
これで、普通に認識してちゃんとキャッシュが動いてるLEDがついてますね。右二つは電源とバッテリーステータス、左2つはalertとcacheにデータが存在する時に点灯します。無事動いてますね。
この改造、ハンダゴテと技術がないとできないかもです。こちらに送ってもらったら数千円でやりますよ。ご依頼下さい。