• 木. 11月 21st, 2024

~下町物語~

入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、おもしろおかしく書く綴るブログである。

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今サーバについているRaidカードには、256MBのキャッシュメモリがついてます。これは、書き込みに間に合わなかった場合、一旦キャッシュメモリに書き込んで、書き込み完了を待つ時間を短縮する仕様です。

メモリなので、書き込むデータがキャッシュメモリ上にあって急な電源断などがあると、書き込む予定のデータが欠損してしまいます。それを防ぐ為、バッテリーバックアップユニットというのがついています。

急な電源断でもキャッシュを保持して、次回起動したときに書き戻します。ただ、このバッテリーが劣化してくるので、そのタイミングでキャッシュが自動的にオフになって、レスポンスが出なくなるのです。

かなり古い装置なので、バッテリーが手に入らないもしくは入りづらい状況です。新品だと5万円オーバー・・・。買え( ´゚д゚)(゚д゚` )ネーっす。という事で、1500円くらいで交換可能なバッテリーバックアップユニットに改造しました。

搭載したバッテリーは、単4電池型のニッケル水素電池です。950mAで1200回充電可能な高性能バッテリーを取り付けてます。

端子に事前に半田をつけておきます。

そこにさっくり配線を接続します。

マジックテープを用意しましょう。

側面にはりつけます。

マジックテープを貼り合わせます。

そのままケースに貼り合わせます。これで完了です。

単純に1日1回の充電でも、1200回なので単純計算しても3年以上交換がいらない計算になりますね。もともと搭載されてるバッテリーは650mAで、今回搭載したバッテリーは950mAx4なのでかなり容量的には大きいですね。

これで、普通に認識してちゃんとキャッシュが動いてるLEDがついてますね。右二つは電源とバッテリーステータス、左2つはalertとcacheにデータが存在する時に点灯します。無事動いてますね。


この改造、ハンダゴテと技術がないとできないかもです。こちらに送ってもらったら数千円でやりますよ。ご依頼下さい。

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