アリエクスプレスを使う事も多いですが、最近ちょっとした出来事に遭遇することが増えてきたのでその件について注意喚起の記事を書こうと思います。これからアリエクスプレスを使って見ようと思っている方いましたら、いちおうこのような事に遭遇する事も多いので事前情報として知っておいてください。
出来事
とある商品を購入したが、ステータスが発送済み表示のまま全く進まない取引がある。既に到着予定日過ぎている。何が起こっているのか?考察していこうと思う。
まず、購入日が下記の画像の通り2024年11月16日であり、商品詳細に表示されている日本への到着予定日が2024年11月24日になっているので購入したが、支払いが終わって発送しましたのステータスから全く変わらない。到着日を過ぎてるが、全く変わらないのです。
アリエクスプレスって普通に頼んでも2週間くらい余裕でかかるのに、16日に頼んで24日に到着するなんて絶対ないってことで、実は不信感しかないと思ってましたが大当たりですね。
からくり
では、一体何が起こっているのだろうか?
まず、オーダーが入ってから詐欺ショップは、発送依頼をする為にFEDEXにオンラインで送付用ラベル発行する。下記FEDEXの追跡ページから確認出来ます。
これをFEDEXカスタマーサポートに電話をかけて、今の状況ってどうなってます?って聞いた所、これはですね、まだ発送先から出荷されていない状態で我々もお荷物を受け取れ折らず、ラベルだけが作られそこで止まっているとの事。後続処理としては荷物がFEDEXに渡った時点で出荷日が更新されると言う。
おそらくこのような事態が起こっている
ラベルだけ作る=追跡番号がアリエクスプレス管理画面上入力を行わないと、出荷ステータスを変更出来ない為、まずは、FEDEXオンラインでラベル作成だけを行う。
次に、本来集荷もしくは持ち込みでFEDEXに荷物を渡すのだが、発送なんて一切行わず架空発送という事にしてアリエクスプレス上で出荷済みステータスにする。ユーザには追跡番号が提供されるが、もちろん架空発送なのでいつまでたっても、荷物情報が更新されず物も到着もしない状況が発生する。
少し詳細を調べて見ると、該当ショップから下記の数ラベルが作成されて、発送されていない件数が18件ある事が分かる。私と同じ状況になっている事がそちらでわかるので、それぞれ購入者については同様の対応が必要になると思われる。小口を増やすのは、1件オーダー毎にやってると手間がかかるので、複数ラベルを発行して、オーダーが来る度にその追跡番号を入力して発送済みにするという事をやっているのだと思う。
アリエクスプレスは、発送から到着まで時間がかかるは承知の事実でみんな知っている。その件を悪用した発送詐欺の手口なのです。時間がかかるからステータスなんて見てもいない方が多い中、そういやオーダーしたもの届かないな?の時には、既にシステムで到着済み受取済みとして処理されて、支払った代金も課金された後だったという事を利用した物だと思われる。
この手口は、昔からあるのですが、数千円程度の物でこの手口はいままであまり報告されていない。ここ最近になって不景気なのか?少額の商品でも、そんな暴挙に出始めたのである。
その後の展開予想
その状況から考えられるパターンとしては、アリエクスプレスにクレーム対応を入れるのだが、出荷済みステータスから15日が経過しないと、まず返金申請が出来ないシステムになっている。
そのため、15日間待つ必要がある。その際、出荷元に連絡がつく場合、連絡を入れて状況を確認する状況になるが、おそらく返金対応を渋ると想定される。
何故か?出荷もしていないのに発送済みだから送料だけでも支払って欲しいを言いたいだけ。
これが、発送詐欺を行っているアリエクスプレスにその様な業者がいるという事。
実際に購入したショップを見て見ると、ショップで販売していた商品は全部消されていて、さらに休暇のお知らせなる物が表示されて、全くショップ詳細がみれないのである。
メッセージ機能を使って届かないを通知するも・・・。
Google翻訳ー>こんにちは、現在はたまたま非番の時間ですので、仕事中にあなたのメッセージを拝見しましたら、すぐにご返信させていただきます。
となり、休んでるから返信も出来ないよってことらしい。
もちろん、これらの対応は、アリエクスプレス本体の介入によって、紛争解決が出来るのだが、エビデンスは必要なので、必ず保存しておく事が大切である。
実に2件、同じようなトラブルに巻き込まれているような気がするので、2件ともFEDEXで発送して、物は同じ物で他の業者となるので、そちらについては、今の所ショップも休暇とはなっていないので、届く可能性もあるが、期待は出来ないと思われる。
別件でFEDEXの場合、後で請求書が送られてくる可能性があり、送料無料だから買ったのにとちょっと損した気分になる事が大いにある。これも、1つ罠であると筆者は思っている。皆様に置かれましても、アリエクスプレスはそのような事が大いにあることを認識された上、ご利用される方が良いかと思われます。
アリエクスプレスにしか無い物も結構あるんですよねぇ。困った事に・・・。
ということで、注意喚起の記事となりました。返金申請を出せる期間が来ましたので対応をすすめます。
返金対応
アリエクスプレスアプリより該当ショップの問い合わせへ進み、チャットで問い合わせを投げていく。これは、次へのステップとなる為、不振に思ったらすぐやる方が良い。返信が帰ってこない事が分かっていてもやるべきである。
次に、案の定前回問い合わせした内容を未読のままになっているので、その下にある販売者の提案した解決策に満足いただけない場合は、AliExpress公式カスタマーサービスにご連絡ください。のリンクをクリックする。
次の画面で、現在どのような状況になっているにか?ChatOPS形式で質問されるので、もうパッケージは入らないので返金してくださいを選択する。発送予定日を過ぎていれば、そこでオペレーターが介入してきて返金オーダーを出せる。この時点では、返金オーダーを出すだけで、即時返金作業が行われることは無く、この後審査をおこなった上で返金となる。
追加で証跡を要求されることもあるので、追跡番号でトラッキングした情報のスクショを取って追加で証拠を提出するから送信しておけば、審査も楽勝で通過すると思います。ちょっと、アリエクスプレス側のオペレーターも自動翻訳でやっているみたいなので、英語がかける方であれば、英語で送ってあげる方はいいと思います。一番いいのは、中国語で送ってあげるといいと思いますが、まあ、私は日本語で送ってます。本日は、この処理までですが、進捗は、注文詳細から確認出来るので、随時確認すると良いと思います。
明日以降でもう1件、追加で出さないと行けないです。同じ製品の別ショップにオーダーして奴も、待った同じ手口でした💦
注意点
時々、向こうから発送したのだから送料だけ払えって来る事がありますが、そもそも到着してない、購入した商品が送料無料と書いていれば、AllリジェクトしてOKなので、全力で拒否してください。発送もしてないのに譲歩する必要はありません。
こちらの記事での結論とすると
とりあえず、セールだからといって半額になっている物を選ぶと詐欺に遭うことがあるという事、アリエクスプレス上サポート体制としては、届かない場合、アリエクスプレス側が仲介して強制返金対応を行うのだが、発送後時間がかかるを逆手にとって放置して自動確定されてしまうと、もはや返金は難しい為、とりあえずは、返品可能期間を把握し、それまでにこまめに該当ショップに問い合わせを投げて、そのスクリーンショットを保存しておく事が大切である。
エビデンスがあれば後で、最低減払った金額は帰って来るという事になるので。1つどうしても取り返せない事としては、発送先が抜かれるので、こいつは鴨だとリストに載ってしまう可能性はあるという事で、その点だけ注意が必要である。
詐欺ショップの見分け方に気がついた
同じ商品だけど、やたらと安い商品はまず怪しむべきです。何故か?製品を作る際の最低コストが決まっている以上は、それ以下の金額で作る事なんてできないってことです。在庫処分で売りさばきたい時以外、赤を切って売るなんてことは考えられないという事です。
例えば、こんなのがそれに当たります。
この右上の奴だけ、遙かに他のショップセラーより安いですよね?このセラーは詐欺ショップである可能性が高いです。そもそも、多数売れてて発送されているセラーの場合は、左上のように4000+とかになっているセラーは、信用がありますが、2点とか38点とかは、この商品を最近登録したってことが読み取れるので、本来ここのリストでは、一番安い価格帯で販売されているので、もっともっと売れても良いくらいなのに、何故38しか売れていないのか!?
もうお分かりですよね?後は、ショップ名とかで検索すると、詐欺だと言ってくれてるXとかにたどりついたりします。
えぇ!このショップ、私が引っかかったショップの1つです。問い合わせを投げたら、すぐ全商品削除したのか?ショップ休業ステータスに切り替えましたよ!
ということで、あまりにも買いたい商品が安い場合は、発送詐欺の可能性が高いのでくれぐれも注意してください。いちおう、アリエクスプレス側が介入して、支払い損になる事は無いと思いますが、放置していれば、勝手に確定されて全く返金されないこともありますので、物がいまどこまで来ているか?トラッキングは常に確認して、ちょっとでもおかしな動きをしていれば、即時対応できる用に情報収集するなどの対応が必要です。ということで、アリエクスプレスは、ここにしかないものも多いのですが、そういった危険性が多々含まれているという事を理解した上で使わないと、大損することもありそうです。