• 木. 11月 21st, 2024

~下町物語~

入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、おもしろおかしく書く綴るブログである。

この記事を読む およそ時間 2

この前キャンプに行っていた時の話!!その日は、チェックインを済ませ設営を終えて温泉に向かう予定にしていた。チェックインも終えてテントを設営し、ちょっとゆっくりした後、さて、温泉に行こうと準備をして、車に乗り込んだのです。いつも通り、エンジンスイッチを押した途端、うんともすんとも言わない。インフォメーションモニターには、エラーのあらし!そして、起こってる事はすぐ理解出来ました。

そう、私のC27セレナは、メインバッテリーもサブバッテリーについても電圧計が接続されており、目視管理が出来る仕様になっています。サブバッテリー用の電圧計が、動作がおかしいのです。それは、起動出来る8V以下であるという事がすぐわかりました。

ということで、主たる原因はともかくとして、サブバッテリー上がりによる始動不良ということで!さてと、どうしたものか?

とりあえずエンジン始動へ

はい。とりあえず、キャンプ場からレッカーはいやなので、ちゃんとした原因調査はまたするとして現状温泉に移動したい訳なので、トランクに管理保管しているポケットジャンプスターターを取り出します。まあ、これは、自前で用意している機材なのですが、道中立ち往生している車を何台も助けた事があったりセレナではまだ、1度も使ってなかったのですが、それを取り出して、サブバッテリーをジャンプすることにしました。

ただ、これこの前いつ充電したんだっけ?状態で、実にゲージを見るとLED1つしか点灯しない・・・。そして、ジャンプスターターは、大容量なので、5V(1A)で充電すると6時間くらいかかる・・・。

とりま、もう1台ジャンプスターターをのせていたので、そちらも見るが、同様にLED1つの状態であり、劣化しまくってベトベト状態でどうしたものか?と結果、それはもう捨てるとして、最後にACアダプター充電なので、多少USB充電より高速に充電出来るので、30分くらい充電してLED2点灯の状態まで来たのでサブバッテリーは、スターターを回す訳じゃないから、多少電圧があれば起動出来るだろうと接続して、スタートボタンを押すと、問題無くエンジンは始動しました。

とりま、走行充電で補完されるだろうと、温泉まで15分、スーパーまで30分の約1時間走行し戻ってきました。とりあえず、電圧は12v程度まで復活し、電圧計は問題無く動作しているのでその電圧計をみつつ、あぶなさそうだったらエンジンをかけて充電する運用としました。

原因調査

考察

キャンプ場では、工具類が無いので原因調査はなかなか難しいのですがちょっと机上で考えてみました。今回は、サブバッテリーが完全放電してしまった事実!C27(おそらくC26も)で、S-ハイブリッドの車体についてはサブバッテリーが搭載されている。サブバッテリーは、アイドリングストップ時、電装品に電源を供給する為にある。個人的の予想では、メインバッテリーはアイドリングストップ時エンジン再始動時に10V程度までリップしてしまうので、電装品が再起動してしまうという事態が発生することを抑える為に設置されている物と思われる。他社のマイルドハイブリッドで、1バッテリーの車種はDCDCを搭載して、再始動時リップしても、DCDCで強制的に12Vまで昇圧して電装品の再起動を防いでいる物と思われます。

では、サブバッテリーから電源を供給されるいる物は何か?

日産からの情報だと以下が記載されている。

アイドリングストップ時、エンジンアシスト時、サブバッテリーからメーター、ナビ、オーディオ、 VDC(横滑り防止装置)、CVTコントロールユニットへ電源を供給しています。
また、エアコンなど電装部品を稼働用の電源供給としても接続されています。

おそらく、これらのいずれかで、電源オフにしても接続がオフにならず、暗電流が発生している箇所があると想像される。これらの他、エアコン系(大電流が発生する箇所はリレー経由)もおそらくサブから供給されている気がするのだが、いずれかが、例えば電源オフ時リレーがオフになって折らず、そのデバイスだけ電源が供給され続けている等が予想される訳です。

リレー不良か、何らかのコントロールユニットが故障しているか?
あまり無いですが漏電している箇所があるか?などなどが考えられる原因です。

調査方法

単純に、サブバッテリー経路に接続されている回路にクランプメーターを接続し暗電流を発生している箇所をしらみつぶしに調べる。サブバッテリーがかなりの勢いで放電を続けているという事は、クランプメーターを使えば、すぐ分かると思いますので、まず、サブバッテリーの端子にクランプメーターを使って、常時どのくらいの電流が流れているか?そして、電源オフにしてどのくらいながれているのか?

後は、サブバッテリーから供給さているオーディオ(ナビとか)を切り離してみて暗電流がどのように変化するのか?をそのような感じで調べて行けば最終的にはたどりつくと思います。

ただ、VDC(横滑り防止装置)、CVTコントロールユニットが異常が出ていれば、ECUでエラー情報をひらってエンジンチェックランプを点灯させたりで、気がつくと思うんですがその2つは対象外でいいかな?と思ってます。最悪ヒューズボックスから該当のヒューズを抜いて調査するかも知れませんが。

目視異常確認

これが、まずはメインになってくるかと思いますが、1点あるんですよ。おかしな動作が・・・。それはエアコンです。C27のりの方だと分かると思いますが、エアコンってエンジンを停止した時、例えば23度設定だとしてエンジンかけた時、23度表示に保持されていないですか?
もしくは、エアコン電源オフでエンジンを落として再始動した際、エアコンオフ状態になってますね?
私の現状の動作は、電源オンの状態で起動して、絶対18度の設定になってさらに何故か、リアエアコンオンの状態で起動します。ただ、リアエアコンオンといっても、風量表示0のままです。フロントも、風量表示0の表示だけど、実に若干モーターは回っている感じで微風が出ている気がする感じです。

下記がその様子を撮影したものになります。なんか?おかしくないですか?

よって、エアコン不良が今一番疑わしいです。
ただですよ、ちゃんと電源オフにしてオンにすると、コンプレッサーも回って冷房煖房共に問題無いんです。なので、中途半端に故障したという感じでこいつが暗電流が発生させて、バッテリーを食い尽くしている原因じゃないかと思っています。エアコンアンプの配線を、いったん取り外して暗電流を測定して、それで収まったらそいつが原因でバッテリー上がりを発生させているで確定となります。

暗電流の考え方

一般的には10~30mA(0.24Ah~0.72Ah/日)消費していますので、何日も車を使わないとバッテリーがあがってしまいます。エンジンの始動限界は、一般的に、バッテリー容量の60%~70%程度の放電で始動できなくなる恐れがあります。例えば27Ahのバッテリーであれば、27Ah×0.7=18.9Ah消費するとエンジンがかからなくなります。暗電流が30mA であれば、18.9Ah÷0.72Ah/日≒26日でエンジンがかからなくなります。よって、暗電流は出来るだけ低いに越した事が無いのですが、1日で完全放電してしまうってのは、mA単位ではなく、1Aとかそれくらいを常時流さないと、1日で完全放電することはないと思うので、どこかのリレーが切れていない等の影響があれば、常時電流が流れている状況でバッテリー上がりが発生します。

エアコン構成部品

エアコン表示パネルとエアコンを制御しているコントロールユニット
いわゆる、エアコンアンプといわれているユニットがそれに当たりますが
リア操作パネルもありますが、フロントのメインパネルの表示がおかしいのでもしかしたら
フロント表示パネルが故障を疑いましたが、おそらくエアコンアンプの故障じゃないかと思っています。
これらをリサイクル品と交換して見る事にします。

おそらく、動作を制御しているのはエアコンアンプのはずで、表示パネル部に至っては、エアコンアンプに情報を入れているだけなので最終的に回復しない場合は、こちらも交換してみようとは思ってますが、新品で25000円ですが中古だと1500円くらいなのいで、全然中古でOKで交換予定ではあります。
まずは、エアコンアンプを交換してみてから検討したいと思います。

しまった!💦

エアコンアンプ中古でかったら、今現物見てきたらパーツナンバーがあわない💦
おそらく接続しても動きそうですが、でも、壊滅的な被害が出る可能性もあるので、同じ型番を再度さがすも・・・。なんと1つも見つからない。結果、部品販売で問い合わせをした所、新品でも18800円と意外に安いじゃんと思って新品をオーダーする(予定)ことにしました。27760-5TB0A27760-5TB0Bで何が違うのか!?全く分からないですが・・・。今日は店舗がお休みみたいなので、また明日連絡しようと思います。

いずれにしても、修理が終わったらサブバッテリー交換

一度完全放電した鉛バッテリーは、実はもう駄目なんです。よって、修理が完了したら、サブバッテリーは新品に交換予定です。アイドリングストップは、常時停止制御を入れておりますのであえて、充電制御車用の普通バッテリーを取り付けています。

いちおう、リペア充電器を使ってリペアを行い比重は戻ってきたみたいです。交換してまだ1年経ってないので、元気は元気みたいですが・・・。簡易比重計の窓を見ると、見にくいですが、正常の青枠に赤ぽっち表示となっていますので既定の比重まで戻ってきた事が確認出来ます。比重は、充電してもぼちぼち戻ってくるので急に濃度が濃くなることはないんですよね。

ちょっと?な小話

世の中、セレナのサブバッテリーを撤廃し1バッテリ化を検討しようとしている人もいるみたいですが
全く内部仕様が分かっていないのだと思っています。そして、プライマリの意味を間違っている。プライマリは本来、メインのでっかい方をプライマリと表現すると思います。サブバッテリーが、いわばセカンダリとなる気がします。

そもそも、各バッテリーに充放電の情報がモニタリングされているのでその辺りの処理をどうるのか?
ECUでサブバッテリー・メインバッテリーを管理しているので、その辺りのリプロとか絶対出来ないとは言わないですが、やろうと思ったら多岐に渡ります。単純に、サブバッテリーを取り外して、ケーブルをメインバッテリーに接続すればOKみたいな事ではないんだと思うんですよね。

エンジン始動時に、1バッテリーの車はだいたいDCDCを搭載してナビが再起動しない様に調整してたりもしますので、DCDCをつけたくないからという理由で2バッテリー化している情報もあって、その辺りをどうするのか?等!
ちょっと諸々疑問に思いました。それなら、アイドリングストップ用のバッテリーは高価ですので私みたいに、アイドリングストップをキャンセルして、充電制御用の安いバッテリーを入れるが一番理にかなってる気はします。パナソニックのカオスでも、7000円で新品があります。

次回の予告は

いったん、エアコンアンプを交換してみたを公開予定です。それで、落ち着いたらそれが原因だったで終わりになるかと思います。クランプメーターが届くのがちょっと先なので、まずは不具合が起きているエアコンを修理してからどうなるか?確認していきたいと思います。おそらく、それで収まる気はしますけどね。

と思ったら・・・

いったん、現在ついているエアコンアンプのコネクターを取り外して戻したら、何故か動作が元に戻りました。よって、いったんサブバッテリー電源を接続したままにして、一夜を終えて暗電流が発生して完全放電するか確認した所、何の問題も無く12Vを指してました。

むむ!!バッテリーを外す(メインもサブも)のと、コネクターを一回抜くので何が違うのだろか?
謎ですね。ただ、次同じような事になったら、エアコンアンプを交換した方が良いですね。
とりあえず、オーダーだけしておいて、部品として持っておいた方がいいのか?2万円弱なので、パーツとして持っておいても全然良いのですが悩ましいですね。

ということで、いったん回復してしまったので、次回は改めてクランプメーターを使って、暗電流を計ってみたを記事にしたいと思います。どのくらい暗電流が発生しているのか?調査しようとは思ってましたのでちょうど良かったです。サブバッテリーのオーダーも、ちょっとバッテリー内部抵抗を計ったりして調査してから、交換をしてしまうかも知れません。

キャンプ等で注意頂きたいこと

ディーラーのメカニックにお伺いすると、ドアの開け閉めを70回やると始動不良に陥るようです。ちなみに、パワースライドドアは、メインバッテリーに接続されているため、メインがあがるという事になりそうです。今回の件には直接関係はないのですが、いちおう、キャンプ場で開け閉めして乗らない日々が続く中で、時にはエンジンをかける必要があると言う事ですね。

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