マップシステムの構造

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マップシステムの構造を考えてみる。

このシステムは圧力センサーからの電圧を
変換してコンピューターに入力するシステムです。

圧力センサーからの電圧を
変換しているので次のような事が起こる。

エンジンは1の空気を吸い込んだとして
圧力センサーは1の圧力を電圧に変換して
1voltをコンピューターに送った。

途中マップシステムにて電圧を
減圧もしくは増圧されてコンピューターに送った。

コンピューターは実際の圧力より少ない
もしくは多いをシリンダーに
噴射する訳でが可能になる。

ここでは燃調についての知識が必要に。

空燃比という奴が関係している。
空燃比とは空気とガソリンの割合です。
理想空燃比は14.6になり
それを中心に薄い濃いと別れます。

あくまでも理想空燃比です。
一番力がでている訳ではないです。

どちらかと言えば触媒で有害物質が
燃やされきれいな排気ガスになる理想です。

力がでるのはNAだと12.6付近が良いです。
ターボ車だと10付近だと言う方もいらっしゃいます。
実際どうなのか?です。

ただ、濃すぎるとかますし燃焼
下がりますので効率が悪くなります。

黒煙をふくのは空燃比が限りなく10に近いか
それ以下になっている可能性が高いです。

ただ、このシステムの不明なのが
常に同じ電圧を減圧するのかするのか!?です。

また、この手合いのツールには限界が有ります。
私のつけている燃調コントローラーもこの手合いです。[:がーん:]

圧力センサーの電圧を変換した場合、
それに応じECUにメーカーが作成した
燃調マップにします。

そのマップには、燃調だけでなく点火時期などの
情報も書かれているため、
厳密には薄くする=点火時期が遅れる。
濃くする点火時期が早まるという具合です。

また、燃調を薄くした場合異常燃焼によって
ノッキングがした瞬間ECUが点火タイミングを
遅い方向にスライドさせます。

こうなると馬力が落ちるのです。

これらをすべてコントロールするには、
フルコンに近いサブコンが必要です。
なかなか難しいですけど。

できれば、ワイドバンド空燃比からの情報を
フィードバックできるサブコンが最高ですね。

ユーザーが指定した空燃比に調整してくれるので。

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