台風19号 0:29時点の最新情報をまとめる
台風19号が現在関東に向かって接近してきている。まずは、現在の位置と今後の進路について見て行くことにする。
下記が、23時時点で発表になっている位置と今後の進路予報である。ほぼほぼ進路が確定され予報円が小さくなっている事が分かる。
現在の強さについて
現在の強さは、下記の通りである。中心気圧が935hPaで少し勢力は衰えたとはいえ、まだまだかなり大きい台風だという事が分かる。
気象衛星ひまわりからの写真ですが、目がはっきり写ってますね。しかもかなり大きい事が分かりますね。取り巻きの雲を含めると、前回千葉を直撃して台風15号の3倍くらいの大きさはあるかと思います。
警戒時間帯
関東ですと、12日朝か昼くらいから本格的に雨・風が強くなってくる予報。不要不急な外出はくれぐれも止めてください。
予想降水量について
下記を見る限り関東の一部に300mm以上の赤い予報が出ています。関東北部は160mmから320mmの予報です。かなりの雨が降ることが予想されます。河川の増水や道路の冠水など、色々な災害が起こってもおかしくない状況となっています。また、下水システムに不用意に雨水を入れる行為は、下水システムが麻痺する為、出来るだけ避けて頂きたいと思います。具体的には、道路のマンホールを開けて水を排水する事や、家にある汚水升を開けて、雨水を流す行為ががそれに当たります。
現在の私設の観測機材で実際の気象データを見ていこう
嵐の前の静けさとはよく言ったものですね。下記を見る限り、それほど天気が悪い感じには見えないですね!?
- 現在外気温:22.1度
- 風向き:ENE
- 風速:0.3km/h
- 突風:4.0km/h
- 体感温度:22.8度
- 湿度:93%
- 気圧:1009.82hPa
- 雨量:0.2mm
- 降水レート:0.00mm
- 紫外線:0
とまあ、上記のような値になっている事が読み解けますね。
実測値なので、過去の変化量がみえないので、昨日のデータから掲載します。まずは、過去を増え帰ってみましょう。
一番上のグラフが気温ですが、台風から持ってこられる暖かい風の影響か!?1日を通して、どんどん気温が上がる状況がみて取れます。
その下のグラフが風速となっています。概ね、15km/h程度の風なのでたいした値いではありません。その下が風向きですが、まあ、北寄りの風が吹いている事が見て分かります。その下が降水量となっています。00時付近にレートが上がっていますが、まあ、その後は所々で雨が検出されていますが、微々たる量となっています。その下が、気圧なのですが、徐々に下がり続けています。その下、日照と紫外線インデックスですが、全体的に曇っていたので、日照量などはほとんどあがっていません。
今後は、台風本体の雲が近づいてくるので、気圧が関東接近時で950hPa程度と見ているので、その辺りまで近づいてくる事で、台風の接近もしくは関東から離れて行く事が分かります。グラフとしては、V字になる状況です。現在の気圧が1008.9hPaなので、まだまだ遠い事が見て取れますね。風速も現1.1m/sとなっています。今回の台風風速が30m/sを越える予報が出ていますので、注意深くその辺りを観察したいと思います。
記録的気象データ
今まで、筆者が観測を始めて、SDカードに残っている気象データの最大は、下記の通りです。今回は、この記録が塗り替えられる可能性が高いですね。あまり塗り替えて欲しい訳じゃ無いんですけどね。風速は、前回の台風15号の記録が残っていました。完全に夢の中でしたけどね。今回は、30m/s以上の風速が予報されているので、降水量と降水レートと風速突風などは書き換えられてしまい
- 降水量レート:2018-9-18 23:13 95.4mm/h
- 1日の降水量:2017-10-22 23:53 130.8mm
- 週間降水量:2017-10-28 23.52 178.8mm
- 月間降水量:2017-10-29 20:33 524.7mm
- 年間降水量:2018-12-23 16:18 1450.2mm
- 風速:2019-9-9 4:58 18.8m/s(台風15号)
- 突風:2019-9-9 4:22 24.6m/s(台風15号)
- 日照量:2017-6-8 13:08 1110w
- UVインデックス:2017-6-1 9:51 13
- 最高外気温:2018-7-23 13:52 40.6度
- 最低外気温:2018-1-26 5:46 -3.8度
- 最高気圧:2018-3-7 8:47 1035.0hPa
高気圧について過去の日を調べてみた所、東北にいる高気圧が通過したんだろうな?と想像されますね。全く同じくらいの気圧精度で検出出来ています。
- 最低気圧:2017-10-23 5:25 966.7hPa
最低気圧の日、何が起こったのか?記録を見てみるとこの前線君が通過した感じですね。
まとめ
今回は、関東にとって非常に悪いルートを通ります。予測値で風速30m/s以上・降水量800mm以上が予測されています。台風が過ぎ去る前絶えず家で乗り切って頂ければと思います。くれぐれも、海辺や水辺などに絶対近づいてはいけません。高潮にも警戒が必要です。ちょうど大潮の時期と重なっているため、家が海水で持って行かれる可能性もあります。気圧が低いと海面が持ち上げられる方向で動くのと、湾などに風で吹き込む事で、湾の潮位もいつも以上に上がります。くれぐれも注意して災害にあわないようにご注意ください。