まずは、車の中をオフィスとして使えない物かと考えてみる。
というのも、車には冷暖房の装備が標準実装されていることと
雨や風という自然にも濡れることが無く継続的に作業ができること
駐車場の問題はあるけど、移動先で仕事がこなせること。
ただ、色々問題もある。
[:×:]トイレの問題
これは、近くにトイレが借りれる場所で作業を行う必要がある。
[:×:]PCなどの電源の問題
これは、後で記述する方法で回避する。
[:×:]セダンは作業場所としてはむかない。
軽でもなんでも、箱バンやミニバンだったら基本そのスペースが確保できる。
[:×:]騒音の問題
市条例によって、アイドリングが禁止されている地域もある。
ここまでくると、軽くまとめると、車種はセダンではなく
ミニバン系(VOXY・セレナ・エルグランド・ハイエースなど)
軽自動車(アトレー・サンバー・ディアスワゴン・ハイジェットなど)
トイレの問題があるので、公衆トイレの近くのスペースか
トイレを借りれるような場所の近くに停車することと
騒音問題・条例問題に接触しないことが最低条件。
[:右:]電源問題
PCには、電源が必須である。
AC100vがモニターもつかうなら、最低2口必要である。
これには、DC12VからAC100Vを作り出すインバーターを設置する。
インバーターは、DC12VからAC100Vを作り出せるが、
消して効率のいい物ではない。
なので、エンジンを止めて長時間電源を作り出すことはできず
エンジンを回し続けるか、サブバッテリーを搭載してそこから
電源を供給していく方法で長時間AC100Vを使う事ができる。
まず、今回配線図を書いたのは、サブバッテリーレスの仕様で書いた。
毎回バッテリーにクリップで接続するのはめんどくさいので
エンジンルームから、電源を室内側に引っ張って直接接続すると、
エンジン停止時に電源の切り忘れなどで動く事ができない状況に陥るので、
40Aのリレーを噛まして、リレー駆動電源はイグニッションがオンの時に
通電する回路から取る事でACCやオフ状態でインバーター電源ボタンを押しても駆動せず
エンジンがかかっている時のみ、インバーターに通電するように仕組みとした。
本当は、オルタネーターから発電している時12V出力されるチェック線があって
これにつなぎこめば、走行中オルタネーターが故障した際も電源供給が止まり
バッテリーがあがって立ち往生する迄の距離を稼ぐことができる。
本来はそんな仕様にすべきかなと思ったりもする。
まあ、今回はイグニッションで通電される回路から取るということで。
そして、インバーターからの戻りマイナス側にシャント抵抗を挟み混んで
今インバーターがどの位のアンペア数食べているかを表示する物も
同時に組み込みたい。
今のオルタネーターが発電量50A程度なので、自ずとエアコン動作などで10A
ナビやウーファーなどの音響機材で20A・エンジンの稼働に必要な
スパーク回路や、インジェクション・燃料ポンプ・ECU等の電源を考えると
最大50Aで走行時電圧が低下するような時は、インバーターの使用を控えるべきだ。
そういう時の指標にしたいので、電流計を用意したのである。
1Fのオーディオ用のキャパシタはノイズ対策用と
負荷側で急に消費電力が上がった際の電源の安定性向上の為
1F程度のキャパシタを同時にインストールしたい。
オーディオには2Fのキャパシタを組み込んでいる。
特に効果は分からないけど、電圧の落ち込みが最小限になっている気はする。
まあ、ここまで用意できると、折りたたみの机と座椅とEmobileや
携帯のテザリングなどで通信回線・電話回線などの用意ができれば
移動事務所の完成となる訳なる。
後部座席をフルフラットにして、机とか作業場を用意するので
普通車の後部用のエアコンが装備されているような車体が好ましいですね。
ただ、1ついえるのがアイドリング状態で結構電源を使うので燃費が非常に悪いです。
1Lあたりレギュラーガソリンが170円として、家庭の電気代に換算すると
1500w/1hで33円(目安)なので、単純に170円1Lで5時間相当の1500wを使い続けたのと同じ
費用になるわけです。
アイドリングで、1日で20L炊いてしまったとすると、単純に1日3400円の燃料費に相当します。
今の自宅の電気代と比べてください。1日ですからね。
これ10日やると34,000円ですよね。20営業日68,000円経費がかかるわけです。
そこまで来たら、軽く安いマンションかアパート借りれますよね。
移動事務所という考え方は、最終手段と思うべきだとこれ下記ながら
実感した1つの事例だと思います。