SMB-201 八重洲無線 クーリングファンを静かに使う

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八重洲無線 SMB-201ですが、若干静かな部屋だと耳に触る音がするのですが、これをどうすれば静かに使う事ができるのか?

そんな事を考えておりまして、だした結果は下記の通りです。ラック途中に取り付けましたこの装置を噛ましてます。しかも、このファンを回すだけにACアタプターをつけないと行けないという事もあり、無線機がある場所は、必ず安定化電源があるという事なので、12Vのファンを内蔵してくれれば良かったと思いますが、ACアダプターの定格は、10.4V実測値でした。

よって、安定化電源に直に接続するには、過電圧で有り、10vのファンってそんなに存在しないと思っているので、ファン自体は12Vかなと思っているのですが、騒音の問題などで10vまでおとしているのか?真意は分かりませんが、単純に安定化電源の13.8V設定を10.5Vまで落として接続って事でもいいのかもしれませんが、無線機等などが安定しなくなりますので、途中降圧回路を挟んで10.4v程度まで減圧して直接接続してます。

これの良いところは、現状の電圧表示と流れているアンペア表示が常に出ているという事ですね。このリグは、ワイヤーズXのノードとしてつかっているので、昼間はアクセスが多い為、ファンは最大(電圧を10.4V定格)として、夜中はリグの送信している比率がさがりますので、5V程度(50%の回転数)までさげて、運用をしています。多少の省エネ?ですね。

電圧10.4vを定格とて、電圧比率でファンの速度を調整出来る事が、この降圧回路の良いところです。また、ファンって故障すると分かりません。ベアリングが摩耗して、ノイズが出だしたりすると分かり安いですが、ファンが固着して停止した場合でも、平常時の電流値を知っていれば、異常に気がつけるわけです。

写真の表示では、0.11A程度流れていますが、これが平常値です。13.8Vの電圧を10.4Vに変圧して、その中で0.11Aをアウトプットしているという事ですので、分かり安いですね。

また、この変圧器には昇圧は出来ないモデルですが、安定化電源が13.8V以上もしくは、13.8V以下(10.4Vを切ると昇圧回路がないので、変圧側も電圧が下がります)の場合でも、設定値10.4Vはぶれない状況です。多少、10.3Vとか10.5Vとかになったりはしますが、大きくはぶれないです。

リグが常時稼働している状態なので、10.4Vを切る設定はしないと思いますので、その辺りは大丈夫かと思います。車の場合は、エンジン始動時などにリップしますので、昇圧・降圧併用のモデルの方が安定するかもしれません。

こんなモデルが有効ですね。筆者は、車の12Vの電圧を24Vまで昇圧して、モバイルバッテリーの充電効率を上げて、急速充電をする為に使っています。

勿論、降圧もできるので、12Vを5Vとか任意の電圧まで下げることも可能です。下げたり上げたりできるのですが、その調整した分に関しては、写真の上側にあるヒートシンクから熱に変換されて放熱されます。かなりの温度になりますので、流せる電流を制限したりしないと、割と早く壊れたりするかもしれません。これで、4A程度の処理を行う事が出来ます。

下記で買う事が出来ます。そんなに高く無いのでおすすめです。

降圧だけのモデルはもっと安いです。筆者は、ファン制御には下記のモジュールを使っています。

ただし、注意点としては、10.4V以上に設定しないでください。元々のACアタプターの実測値が10.4Vでしたので、そこをMAXとして設定します。
右のボタンを押すと、入力電圧を最高値(機械としては16V程度まで)として入力電圧まで上げます。左が入力電圧から0Vまで下げられます。その点のみ注意が必要です。

自由に可変出来るという所が、ファンコンとして使える点が便利な点かと思います。安定化電源から直接入力させたいですよね。せっかく13V程度で近似値の電圧を出力している訳なので。

あと、筆者は、これでもう数ヶ月運用してますが、今の所壊れてはいないので問題無いかとは思いますが、ただしメーカーの見解はそんな使い方を想定しないと思いますので、当たりませですがあくまでも自己責任において行ってください。

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